『Tappan Zee / BOB JAMES』1981

今回は、多くのHIPHOPのトラックにサンプリングネタとして使用されてきた、アメリカのジャズ/フュージョン界の大御所ピアニスBOB JAMESTappan Zeeをご紹介します。

HIPHOPの文化の中では、SOULやJAZZのレコードからかっこいい所を抜き取ってループさせたり、組み合わせたりして新しい曲を作り出すサンプリングという手法があります。(レコードを一旦機械に取り込み、その中から気に入った一部分だけを取り出して、パズルのように組み立てて行く感じ)

BOB JAMESTappan Zeeからも、”PEOPLE EVERYDAY/ARRESTED DEVELOPMENT 1992″”TWO SCOOPS OF RAISONS/COMMON 1992”などのHIPHOPの曲が誕生してきました。

プロデューサーによって同じ楽曲から、全く違った楽曲が出来上がって行くのが興味深いですね。

その中でも、個人的に大きな衝撃だったのが”PARTEECHECKA (Bring Light mix)/Zeebra 1995”という曲があるのですが、この曲は僕がHIPHOPにのめり込んで行くきっかけとなったZEEBRAの人気ソングで、1st アルバムにも収録されており高校生の時に良く聞いていました。

トラックもTappan Zeeのイントロや空気感がパーティっぽくアレンジされていて、とてもお気に入りです。

もちろん、当時はサンプリングネタの事など知りませんでしたが、調べて行くに連れて、Tappan Zeeにたどり着き、今では”Tappan zee/Parteecheckaを2曲をセットでDJしたりして遊んでいます。

古い曲から新しい曲を生産していったり、DJが新旧問わずに曲をつかっていく事によって、時代が進んで行くありさまを気持ちよく表現していけたら良いな。。。と思う今日この頃です。

それでは、日曜日お楽しみくださいー!

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