『New Agenda / Janet Jackson feat. Chuck D』1993

『New Agenda』は、Janet Jackson通算5枚目のアルバム『Janet.』に収録されています。

トラックのプロデューサーは、Jam&Lewisこと”Jimmy Jam & Terry Lewis”。Janet Jackson の作品に多くの楽曲提供をしている名プロデューサーです。

『New Agenda』の題名から分かるように、曲の内容は黒人(女性)へ対する差別や女性の社会的地位へのメッセージが主な内容になっています。

当時のステレオタイプや偏見に挑戦したJanetが、個別の力を強調することの重要性を歌っています。

30年経った現在でも、同じようなことが問題とされてますね。。。

曲としては、アップテンポな曲にイントロのChuck-DによるRapが、何かラジオで曲を流す時にするMCの煽りに似ていて、かっこいいです。(Chuck-Dは、90年代を中心に活躍したHIPHOP グループPublic Enemyのメンバー)

R&BとHIPHOPが融合しているこの曲。曲中のRapも良い味を出していてるので、その辺りも合わせて聞いてみて下さい。

このアルバムは、通算2000万枚のセールスをあげていて、Janet Jacksonの中でもトップセールスのアルバムです。

発売開始から30年が経った今年7月には、30周年記念としてデラックス版も新たにリリースされました。

彼女の代表曲でアルバムに収録されている『That’s the way love goes』のリミックスVer.も収録されていたりと、Janet好きにはとてもいい内容でした。

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