『口から出まかせ / RHYMESTAR feat. KING GIDDRA、SOUL SCREAM』1995

今回は、先日21日にJapanese Hiphopの大御所グループ “RHYMESTAR” が、New Albumをリリースしたということもあり、ここで僕が高校生の時に聞いていたRHTMESTARの2nd Album『EGOTOPIA』からの1曲「口から出まかせ」をご紹介しようと思います。

RHYMESTARは、宇多丸・Mummy-D・DJ JIN の 2MC 1DJ スタイルのグループです。

結成される経緯は、1989年に「早稲田大学ソウルミュージック研究会ギャラクシー」にて、当時2年生であった佐々木士郎(宇多丸)と新入生として入部してきた坂間大介(Mummy-D)がRHYMESTERを結成したのは有名な話ですね。頭いいなぁ。。。。

1st Albumは1993年『俺に言わせりゃ』でデビュー。今回ご紹介するのは2nd Albumです。

僕自身、Japanese HIPHOPを高校生の時に聞き漁っていたこともあり、今回の”口から出まかせ”には、 KING GIDDRA(ZEEBRA/K DUB SHINE/DJ OASIS)とSOUL SCREAM(HAB I SCREAM/E.G.G MAN/DJ CELORY)という好きなグループが2つも客演として参加しており、総勢6人のMCがマイクリレーをして行くという楽曲になっています。

当時は、まだHIPHOP/RAPというものが世に浸透しておらず、アーティストがもがき苦しんでいた時代。

カウンターカルチャーであるHIPHOPが、まさに種から根を張っていた時代だと思います。現在ではHIPHOPが日本のチャートで上位に食い込む事も珍しくなく、CLUBでも日本語がかかって盛り上がる事も当たり前になってきました。

まさしく現在進行形で、根を張って、芽を出し、華を咲かせて行っているのが分かります。

2007年には、日本武道館でもワンマンライブを成功させているRHYMESTAR。

1995年リリースの”口から出まかせ”もLIVEで披露しています。

もがき苦しんでいた時代に書いた歌詞を日本武道館でLIVEするという、カウンターカルチャー精神をLIVEで爆発させているので是非見て下さい!

もちろんDJも生でレコード回してます。

1曲の中でMCそれぞれのパートでラップを乗せるトラックが全部違うといった感じの曲も、当時では斬新なアイデアだったと思います。

そんなこんなで、今回はRHYMESTARが1995年にリリースした楽曲を紹介しました。日曜日のEPISODEは懐かしい日本語の曲も多めにやってみようかな、、、と思います。

おまけで、この武道館のLIVEで”RESPECT”という曲をLIVEしているのですが、冒頭のMummy-Dのメッセージが今でも心に響き、僕がDJを続けるにあたって、大切にしている言葉なので貼っておきます!

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