毎月第3日曜日、山口県萩市のcafé Jantiqueからストリーム配信している【SUNDAY SUNJAY AFTERNOON】

15:30-17:00は、『TODAY’S  EPISODE』と題して、ホストDJ NOBIがテーマを絞った楽曲をお送りします。

このページでは、毎回のテーマの内容やアーティスト情報、裏話などなど書き綴っていきます。、

TODAY’S EPISODE #81

『Pointless 5 / スチャダラパー & STUTS feat.PUNPEE』2023

6月のEpisode#81 は、スチャダラパーSTUTSが先月リリースした『Pointless 5』です。

90年代から日本のHIPHOP界で活躍し『今夜はブギーバッグ』でも有名なラップグループ「スチャダラパー 」 と、日本人トラックメーカーの「STUTS 」

今回は、同じく日本人トラックメーカー&MCである「PUNPEE」を迎えての楽曲『Pointless 5』は、落ち着いた曲調の中にさりげなくスチャダラパーの楽曲を混ぜ、90sの雰囲気から現在までをMIXさせたようなおしゃれな曲です。

Cafe TimeにDJをさせて貰うようになってから、意識的に聴き易くて耳障りの良い曲をチェックする事が多くなりました。とりわけ今年は日本の楽曲が多いですね。

そろそろまとまったMIXでも作ってみようかなと思っています。

皆さんが、ゆっくりと過ごしながら音楽が溶け込むような、そんな時間が作れたらいいですね!

では、日曜日お楽しみに!

TODAY’S EPISODE #80

『POISON / 加藤ミリヤ feat. MUD & Neetz』2023

5月のTODAY’S EPISODE。今月もJapanese R&Bの良い曲をご紹介です。

加藤ミリヤは、2004年9月にシングル「Never let go / 夜空」でメジャーデビュー。その後「ECDのロンリーガール feat. K DUB SHINE」のアンサーソングである「ディア ロンリーガール」など、話題作を数多く発表し、デビュー当時から注目されてきました。

1st シングルの「Never let go / 夜空」は、Japanese HIPHOPの名曲『人間発電所 / Buddha Brand』をサンプリングしていたりと話題になったのも記憶にあります。

「Never let go / 夜空」

『人間発電所 / Buddha Brand』

さて、そんな加藤ミリヤが2023年にリリースしたシングル『POISON』は、KANDYTOWNからMUDNeetzが参加した曲になっています。

KANDYTOWNは、世田谷育ちの幼なじみ16人から成るヒップホップクルー)

楽曲の内容は、男女間の微妙な距離感を歌ったミドルテンポの曲です。トラックの質感が90s 00sのR&Bにも繋がるところがあり、個人的に使いやすく気に入っています。また、曲中の加藤ミリヤの歌い回しや癖もどこかデビュー当時の匂いがしたりして、懐かしい雰囲気も感じることができます。

日曜日は、これまで通りJapanese R&B中心で90分お送りしていこうと思いますので宜しくお願いします!

TODAY’S EPISODE #79

『Alien City Roast / ぷにぷに電機 feat. Shin Sakiura』 2023

久しぶりのTODAY’S EPISODEです。

ここ最近のEPISODEは、Japanese R&Bやオルタナ系のアーティストが続いていますが、今回も日本のアーティストの曲をチョイスしてみました。

昨年末ぐらいから聞いているアーティストの1人 “ぷにぷに電機” というアーティスト。

最初は、「ふざけた名前だな!」 なんて思ってましたが、曲を聴いてみるとかなり良いんです。

簡単なプロフィールは…

もともとジャズが好きで綾戸智恵さんなどを好んで聞いおり、友人とジャズセッションをしているうちに、ボーカルのアドリブで「コード進行さえあれば、いくつでも曲が作れる」と思い、それから作り始めたのが音楽活動のきっかけ。

2015年、コミックマーケットに自主制作のCDで出展。

ジャズやボサノバ、ラテンをルーツとしながら、シティポップ、フューチャーファンク、フューチャーベース、ファンコットなど、多彩な音楽ジャンルを縦横無尽に行き来する独特の音楽性を表現し、2022年6月、自身初となる全国流通のCDアルバム『創業』をリリースしました。

ぷにぷに電機1st album『創業』

今回は、2023年にリリースされた曲『Alien City Roast / ぷにぷに電機 feat. Shin Sakiura』。

『コーヒー好きのエイリアンが孤独を抱えながらも愛を寄せ合う瞬間』というのがテーマの曲で、オルタナティブなギターがまた良い感じです。

サンジェイのCafe Timeにもバッチリですのでお楽しみに!

さて、日曜日は『ぷにぷに電機』等、色々な日本のアーティストの曲を多めにPLAYしてみたいと思います!

TODAY’S EPISODE #78

『Apple Tee / Hanah Spring』2023

Today’s Episode 久しぶりの更新です。

今回は、神奈川県出身のシンガー”Hanah Spring”の楽曲をご紹介です。

1983年生まれの、Hanah Spring

両親がジャズギタリストとジャズシンガーという彼女は、渋谷界隈のアンダーグラウンドシーンでスキルを磨き、Erykah BaduThe RootsMusiq Soulchildといった有名海外アーティストの来日公演のオープニングアクトも務め、その活動のフィールドを広げていきます。

2008年にミニアルバム『SoulFlower』をリリース。

今回ご紹介する『Apple Tee』は、去年リリースされたアルバム『SOZO』に収録されています。

『90’sフレイバー溢れるR&Bをベースにしながらソウルフルにまとめ上げた1枚。』と、評価されるこのアルバム。

今回の『Apple Tee』も、90年代2000年代に活躍したネオ・ソウルアーティストErykah Baduの楽曲カバーです。

R&Bの中でも、とりわけムーディーでJazz,Funk,Hiphop,等の要素を加えながら発展していったジャンルがNeo Soul

個人的には、深夜お洒落なバーでゆったりとウイスキーを嗜むような音楽。www。

サンジェイのような昼間でも、のんびりと過ごすCafe Timeにはバッチリはまる音楽です。

日曜日は、Neo SoulR&Bを使って、ゆったりとのんびり過ごせる時間を作ってみたいと思います!

TODAY’S EPISODE #77

『Moonlight / Yo-Sea』2023

沖縄出身のアーティストYo-Sea。1997年産まれの現在27歳です。

ゆったりとしたメロディと穏やかな歌声からなる楽曲は、チルく、エモく、落ち着きのある曲が多く、初めて聞いた時からすんなりと馴染んでくれます。

昨年の後半あたりから、現在進行形のJapanese R&Bを普段からよく聞くようになり、SpotifyやApple Musicで流れてくる曲のなかでも特にフィットしたアーティストの1人。

因みに、Yo-Seaという名前の由来は…..最初は「Yo」という名前にしたかったらしいですが、名前で検索したときに「Yo」だけだと候補が多すぎてすんなり出てこなかった事から、『Yo-Sea』にしたらしいです。「Sea」を付け加えたのは、沖縄をイメージさせる単語を付けたかったからとか….

昨年8月に、1st アルバム 「Sea Of Love」より先行シングル『Moonlight』をリリース。

曲調はダンス・ポップビートに、Yo-Seaのロマンティックで洗練された世界が融合した1曲になっていて、グルーヴィかつソウルフルな作品です。

制作段階から「2000年台のJ-POPを彷彿とさせながら、Yo-Seaらしさも表現できる曲にしたい」というコンセプトでやっていたらしいです。

(だから僕の年齢でもすんなり受け入れる事が出来たのかもしれないですねwww)

日曜日は、年末から集めていた最近のJ-R&Bも多く使ってみたいと思いますので宜しくお願いします!

TODAY’S EPISODE #76

『I Want You Back / Folder』1999

2024年になって、初めてのEPISODEです。

今年から、毎月第二日曜日のサンジェイになりますが、宜しくお願いします。

さて、今回のEPISODEは、三浦大知や満島ひかり等がメンバーとなっていたグループ『Folder』。

沖縄アクターズスクール出身の少年少女で結成されたダンス&ボーカルグループです。

そんなFolderが、1999年に『JACKSON 5』のカバー曲『I Want You Back』をリリースしています。

ハイトーンボイスで歌う、当時9歳だった三浦大知さんの歌声がマイケルの歌声と被り “そのまんまやん!” と、思わず言ってしましましたwww

また、楽曲のアレンジメントには、安室奈美恵『Hero』 DOUBLE『Shake』を手掛けた 今井了介氏がクレジットされていたので、間違いないなって感じです。

この『I Want You Back / Folder』に関しても、三浦大知さんの歌声を「和製マイケル・ジャクソンとして、少年時代の今しか歌えないものを残しておこう」と今井さんが提案して実現したものだそうです。

そんなこんなで、今回は『I Want You Back / Folder』をご紹介しました。

因みに、レコードは萩市を拠点に活動する DJ ムラキ・サティスファイドさんにもらいました!

それでは日曜日、宜しくお願いします!

今回は、DJ OKAもいるのでEPISODEの時間は16時からになりそうです!日本の R&B多めでいきたいと思います。

TODAY’S EPISODE #75

『Whoa / Snoh Aalegra (RAYMOND’s 2pac Mush Up Edit)』2023

今回は、ロサンゼルスを拠点として活動するスウェーデン人のシンガーソングライターSnoh Aalegra の楽曲『Whoa』。それを、トラックメーカーがMush Upした所謂ブート盤のご紹介です。

ブート盤と言うと、ちょっと分かりにくいですが、簡単に説明すると、正規品ではなく著作権など権利者に許諾を取らず製造、流通された非正規品の事。です。

また、Mush Upという表現をしているのは”異なる2つの曲を合体させて1つの曲にした”(Aという曲の歌なのに、なぜか音楽はBという曲が使ってある)。という事です。

DJをしていると、レコードの時代からちょいちょいこう言うのは出会って来た事がありました。

”欲しい曲の正規レコードが手に入らない!中古屋でブート盤ならあるのに!!”と言った悔しい思いをしながら、結局はブートをかっている……。と言った経験をしたりしました。(中には、ブート盤のみに収録された音源がレアすぎて価値を持ち、ブート盤の市場価値が正規品を越えてしまう、といった特異な例もある様です)

さて、今回の曲に戻って……

今回は、Snoh Aalegraという歌手の歌う『Whoa』。これに、2pacというラッパーの楽曲『Do 4 Love』の音楽を載せ替えたというバージョン。

まずは、それぞれのオリジナル曲を聞いてみて下さい。

 これを合体させると……….

どうです?好き嫌いは各々の価値観にお任せしますが、僕はこの2Pacの曲を結構好きでレコードでもよく使っていた為、今回このMush Upを知った時は迷わず課金してDLしました。(iTunesではなく、Bandcampというアーティストに直接お金を払ってDLするというサイトで購入)

そして、この2pacDo 4 Loveという曲は、1997年リリースの曲。(2pacという人物については、とっても長くなるので、HIPHOP界にとってとても影響を及ぼしたラッパーと言う事だけ説明しておきます。もちろん Do 4 Loveもスーパークラシックです!) の為、僕たち世代にとっては懐かしい感じの曲です。

今回、Snoh Aalegraの曲をご紹介しましたが、『Whoa』を知らない人でも、このMush Upなら反応してくれる!? と言った観点もあり、今後たくさんプレイしてみようと思います!

最後に、このMush Upを制作したRAYMONDのプロフィールページと、彼が最近リリースしたMush Upのコンピレーションアルバムをご紹介しておきます。

他にもたくさんの懐かしい曲を使ったMush Upが収録されているので、HIPHOP/R&B好きの方は楽しんでみて下さい!

https://soundcloud.com/officialraymondmusic/sets/r-b-right-now-before-the-album

それでは日曜日宜しくお願いします! 尚、2023年は最後のサンジェイとなります!

TODAY’S EPISODE #74

『GOOD BYE / Victoria Monét』2023

今回は、先週に引き続き2023年リリースの楽曲を取り上げてみたいと思います。

アメリカのシンガーソングライターVictoria Monét。8月にリリースしたアルバム『Jagar II』の最後に今回の楽曲”GOOD BYE”が収録されています。

ゆったりとしたイントロから始まるこの曲は、R&Bの醍醐味でもあるスロウなテンポに歌声をのせて、とてもムーディな仕上がりになっています。

私も40歳になり、青春時代に聞いた曲が自分の軸になってしまっていますが、この曲は2023年リリースなのにもかかわらず自分達が好きな90年代や2000年代の雰囲気を蘇らせてくれるものがあり、前回のサンジェイでは2回も使ってしまいました。

いろいろ調べていて気が付いたのですが、このアルバム『Jagar ll』には、プロデューサーとして”D’Mile”という人が絡んでいて、このD’Mileというプロデューサーは、Bruno MarsAnderson .Paak,のグループSilk Sonicをプロデュースしたり、アルバムにはEarth Wind & Fireが参加していたり….と、自分好みのアーティストがどんどん繋がっていて、『そりゃ好きになるタイプの曲だな』と1人で納得していました。

という事で、今回も2023年リリースの楽曲を取り上げてみました。

尚、日曜日は17:30-20:00のDJとなりますので、その中でこの曲も取り上げてみようと思います。

TODAY’S EPISODE #73

『Falling Up / Adekunle Gold feat. Pharrell Williams & Nile Rodgers』2023

今回は、今年リリースされた楽曲でナイジェリア出身のアーティスト”Adekunle Gold”の楽曲を取り上げてみます。

ナイジェリアと言えば、2.3年前から流行り出したアフロビートが生まれた国。ここ数年は、打楽器やパーカッションなどの民族色の強いアフリカ音楽も世界中で聞かれる様になってきました。

僕自身も、USビルボードやHIPHOP/R&Bだけでなく、色々な音楽を聞いたり耳にする機会が増えた様に思います。

さて、ナイジェリアが発祥のアフロビート。Today’s Episodeでも何曲か取り上げたと思いますが、今回のアーティストAdekunle Goldもアフロビートの楽曲をいくつかリリースしています。

そして、今回はPharrellNile Rodgersも制作に加わった事により、よりPOPで高揚感のあるダンサンブルな楽曲に仕上がっています。

Pharrell WilliamsNile Rodgersと言えば、2013年にDaft Punkとリリースした”Get Lucky”が有名かな。。。

Get Luckyを聞いた後に、この曲を聞くと”Pharrell & Nile Rodgers” っぽい”っというのが分かるかもしれません。

まあ、Pharrell Williamsと言えば、言わずと知れたザ ネプチューンズのメンバーであり、ソロでもHappyなど多くのHIT曲を叩き出して来た凄腕アーティスト。そして、 Nile Rodgersは、70年代から活躍するグループ“CHIC”のメンバーです。個人でも、マドンナなどのHIT曲を多くプロデュース。

その2人が組んで、アフロビートを料理しているんですから、言いに決まってますね。是非聞いてみて下さい。